fufufunaの日記

独身女が愚痴をこぼしたり

雨宮まみさんの話

雨宮まみさんの「穴の底でお待ちしています」というコラムが好きで、ふと気になった時にまとめ読みしていた。

感覚は不定期で、毎月チェックするときもあれば、半年くらい間隔が開くとかもある。

いわゆるこじらせてる女性の、なかなかめんどくさい悩みを、雨宮まみさんが同じ目線で励ましたり、そういうことあるよねって言ってくれるコラムで、なんか、わかる人には本当にわかるけど、わからない人には一生わからないんだろうな〜という感じのもので。

投稿する人の中には、この人私よりも全然しあわせだなぁと思う人もいれば、私もこうなったらどうしようというような人もいて、でもみんなそれぞれ悩んでて、そして私はその気持ちが物凄くよくわかって、その人たちが他人事ではないような気が勝手にしてた。

実際投稿したことある。採用されなかったけど。

 

それで何週間か前「そういえば最近全然読んでないな」と思い立ち、検索したら、雨宮まみさんが亡くなってた事を知った。

 

ちょっとショックだった。

人が亡くなってるのにちょっとショックっていうの、どうかと思うけど、でも、泣いたり、心にぽっかり穴が空いたりとかそういうのじゃないけど、上司の両親のどちらかが、とか、友達のおじいちゃんが、とか、たまにあるそういう事よりも、ショックだった。

 

なんか、雨宮まみさんっていずれしあわせになるんだろうなって勝手に思ってた。

 

恋愛だけがしあわせじゃないよ、とか、趣味が充実してればいいじゃない、とか余裕で言われるけど、しかも既婚者とかに言われるけど、私は、恋愛してしあわせになりたい。

多分、雨宮さんに相談してる女の人たちも、そう思ってると思う。しあわせになりたいし、どこかで、自分はちゃんとしあわせになれると思ってると思う。

 

そして、雨宮さんを見て、やっぱりね、結局こういう人はしあわせになるんだよねって思うとこまで想定の範囲内だったんだけど。

 

それがまさか。

今結構どうしていいかわかんない。

 

御冥福とかお祈りすべきなんだけど、なんか、本当によくわかんない。御冥福って、なに。

 

生活が充実してるとか、立派に仕事をしてるとか、友達がたくさんいるとか、家族仲良いとか、わかるけど、とてもよくわかるけど、多分そういうなぐさめ方って、ちょっと違う。

 

本当、どうしていいのかわかんない。