人は見た目が100パーセント
ドラマ見てます。
今回その話じゃないけど。
数年前ロックフェスに誘われ、好きなバンドがちょいちょい出てたのでホイホイついていったら、かなり楽しかった。
2.5次元ミュージカル絶世期時代はマジでお金がなかったので行けなかったけど、今年はそれもないし、たまたま友達が1人で行くと言うので、久しぶりにチケットを取って行ってきた。
いざ行くとなると、なんかウキウキしちゃって、ウインドブレーカーとかハーフパンツとか買ってみたりしてた。
ウインドブレーカーは普段絶対着ないような、ショッキングピンクのやつ。
思えば数年前、ちょうどフェス女子とかが流行った時期、自分は「フェスは音楽を聞きに行くもんだろ。ファッションにこだわるなんてくだらん」と思ってありもんですませてた。なんなら花冠を少しバカにしていた。
そこでしかできないファッションというのにこだわりがなかった。
なかったんだよ。今年の3月まで。
「郷に入っては郷に従え」的なファッションを、斜に構えた目で見てた。
だから、フェスのときもまあ動きやすい格好でそこまで浮かなければオッケーだったし、ライブ行ってもバンドTとか買わなかったし、欲しい時はなんならライブ終わってから買ってたし、海外旅行でリゾート地行く友達がビーチで着るワンピース探して買ってるのも理解できなかったし、なんなら成人式の振袖は一番安いやつで髪も適当だし、大学の卒業式は袴じゃなくてスーツだった。
でも、最近、せっかくその場に行くなら、そこでしかできないなら折角ならかわいい格好、した方がいいなって思うようになった。
3月の結婚式ではクソのようなワンピースを着て、美容室の店員さんのオススメ通りに髪をやってもらった結果、ちょっと写真を見返したくないような出来栄えになった。
でも、それが今までの私だったし、それに特に何も感じてはいなかったんだけど。
なんか、ちょっとやだなって思ったんだろうね。なぜか。
4月の結婚式の時は、自分に似合うワンピースを探しまくり、これだ、というのを買い、髪もめちゃめちゃ注文つけた。
面長なので絶対輪郭出さないでほしいとか、あとアップにすると更に面長目立つから、横から毛が見えるようにしてくれとか注文つけまくったら、セットのお姉さんが私も顔出したくないからその気持ちめっちゃわかるわ〜〜〜とすごい肯定してくれて、話に花が咲きまくりめちゃめちゃたのしかったし、やっぱそうやってちゃんとした自分は普通よりちょっとかわいく見えるし、三次会で男性から、話の流れでだけど「おきれいですね」なんて言われて、楽しかった。
きれいかどうかはさておき、「きれいにしてるのよ!」という雰囲気作りって、私が思ってるより、ずっと大切なんだと思う。
今回のフェスでも、屋台に並んでるとき、2人組の男性とちょっと話をして、一緒にバンド見たりした。
お互いの歳を話して、学生くらいかと思った!とか言われて、若作りしちゃったかな〜と思ったけど、でも悪い気持ちはしなかった。
ただの偶然っていうのもすごくあるし、実際それで何かあった訳じゃないけど、何もないよりは、うれしい。
そういうちょっとしたうれしさを積み重ねていけば、自信にもなるのかもしれない。
それには偶然を起こすまでのトライと、常に自分をよく見せるための努力が必要で、つまりたゆまぬ努力が必要ってことなんだろうけども。
できる範囲はあるけれど、スッポンは月にはなれないけど、スッポンなりにかわいくいるようにしたい。
できればみかんくらいにはなりたい。